こんにちは!カメラを始めたばかりの皆さん、「F値」って聞いたことありますか?
私もカメラを買った当初は「F値?なにそれ美味しいの?」状態でした(笑)F1.4とかF5.6とか、なんだか難しそうな数字が並んでて、正直ちょっとビビってました💦
でも大丈夫!今回は私と一緒に、F値の基本から実際の使い方まで、初心者目線で学んでいきましょう〜✨
「この記事を読み終わった頃には、きっとあなたもF値マスター!」なんて言えるように、失敗談も交えながら分かりやすく解説していきます♪
F値初心者が最初に知っておくべき基本知識
F値とは何かを初心者向けに解説
F値って、簡単に言うと「カメラの瞳の大きさ」なんです!
人間の目も明るいところでは瞳が小さくなって、暗いところでは瞳が大きくなりますよね。カメラも同じで、レンズの中にある「絞り」という部品で、光が通る穴の大きさを調整してるんです。
私が最初に見た時、レンズの奥をのぞいたら小さな穴がパカパカ開いたり閉じたりしてて「うわ!生きてる!」って思いました(笑)でも実際は、何枚もの金属の板が組み合わさって、穴の大きさを変えてるんですよ〜
F値は「F1.4」「F2.8」「F5.6」みたいに「F」の後に数字がついて表示されます。この数字がF値なんです!
F値の数字が小さい・大きいときの違い
ここが最初すっごく混乱するポイントなんですが...
F値の数字が小さい(F1.4など)= 穴が大きい
F値の数字が大きい(F8など)= 穴が小さい
え、逆じゃないの?って思いません?私も最初「なんで数字が小さいのに穴が大きいの?」って混乱しました💦
でもこれには理由があって、F値は実は「焦点距離÷穴の直径」で計算されるから、穴が大きいほど数字が小さくなるんです。まあ、計算式は覚えなくても大丈夫!「小さい数字=大きい穴」だけ覚えておけばOKです♪
F値が小さい時(F1.4〜F2.8)
- 光がたくさん入る→明るい写真
- 背景がふわっとボケる
- 暗い場所でも撮影しやすい
F値が大きい時(F8〜F16)
- 光が少なく入る→暗めの写真
- 全体的にピントが合う
- 明るい場所や三脚が必要
F値を変えると写真がどう変わるのか
F値を変える一番の効果は「ボケ」なんです!これが分かるとカメラが一気に楽しくなりますよ〜✨
私の失敗談なんですが、お花を撮ろうとしてF8で撮ったら、背景もくっきり写っちゃって「なんか雑誌みたいにならない...」って悩んでました。でもF2.8で撮ったら、背景がふわ〜っとボケて、お花が主役になった素敵な写真に!
ボケを活かした撮影がしたい→F値小さく(F1.4〜F2.8)
全体をシャープに撮りたい→F値大きく(F8〜F11)
最初は同じ被写体をF値だけ変えて撮り比べてみることをおすすめします!「こんなに違うんだ〜」って感動しますよ♪
F値初心者が必ず覚えるべき基本の数値一覧
代表的なF値の覚え方
F値には「よく使う代表的な数字」があるんです。これを覚えておくと、カメラの操作がスムーズになりますよ〜
基本のF値: F1.4 → F2 → F2.8 → F4 → F5.6 → F8 → F11 → F16 → F22
なんか中途半端な数字が並んでますよね💦私も最初「なんで2.8?3じゃダメなの?」って思ってました(笑)
でも大丈夫!全部覚える必要はない!!!
- F2.8(よくボケる)
- F5.6(バランスがいい)
- F8(全体にピント)
この3つだけでも覚えておけば、最初は十分です( ◠‿◠ )
F値の段数とは何か
F値を隣に1つ動かすことを「1段」って言います。例えば・・
- F2.8からF4に変える→1段絞る
- F5.6からF4に変える→1段開ける
1段変えると、カメラに入る光の量が2倍になったり半分になったりするんです。私は最初これが分からなくて「なんで倍々なの?」って不思議でした。
でも実際の撮影では「今ちょっと暗いから1段明るくしよう」とか「背景もうちょっとボカしたいから1段開けよう」みたいに使います。段数を意識すると、設定の調整がとってもやりやすくなりますよ〜!
なぜF値は1.4や2.8などの中途半端な数字なのか
これ、めちゃくちゃ気になりませんか??😕なんで2.8とか5.6とか、そんな中途半端な数字なんだと(笑)
実は理由があるんです!光が通る穴は円なので、面積は「半径×半径×3.14」で計算されます。光の量を2倍にするには、穴の面積を2倍にする必要があるんですが、そのためには半径を√2倍(約1.4倍)にしないといけないんです。
だから: F1.4 → F2(1.4倍) → F2.8(1.4倍) → F4(1.4倍)...
って感じで1.4倍ずつ増えていくんですね〜!
「数学苦手〜」って方も安心してください!計算式は覚えなくても、カメラは普通に使えますから(笑)「へ〜そういう理由があるんだ」程度で大丈夫ですよ♪
F値初心者におすすめの設定目安
ポートレート撮影でのF値設定
人を撮る時のF値、これ結構悩みますよね〜!私も最初「どのくらいにしたらいいの?」って迷いまくってました💦
おすすめF値:F2.8〜F4
F1.4とかの明るいレンズを持ってても、人を撮る時はF2.8くらいがおすすめです。なぜかって?F1.4だとピントが合う範囲が狭すぎて、目にピントを合わせたら鼻がボケちゃったりするんです😅
私の失敗談なんですが、友達を撮ろうとしてF1.4で撮ったら、片目だけピントが合って、もう片目がボケてる写真を量産しちゃいました...。「なんか怖い写真になっちゃった」って反省しました💦
F2.8:背景はしっかりボケつつ、顔全体にピントが合う
F4:より安全に、顔全体にピントを合わせたい時
全身を撮る時はF5.6くらいでも大丈夫です♪
風景撮影でのF値設定
風景写真は「手前から奥まで全部くっきり」が基本ですよね!
おすすめF値:F8〜F11
F8は多くのレンズで「一番性能がいい」とされる数値なんです。風景写真では定番中の定番!
私が最初に風景を撮った時、なんとなくF5.6で撮ってたんですが、手前の草とか遠くの山とか、なんかボヤッとしてて「雑誌の風景写真みたいにならない...」って悩んでました。F8にしたら、めちゃくちゃシャープな写真が撮れてびっくり!
ただし注意点が!F8以上に絞ると暗くなるので、三脚が必要になることが多いです。手持ちで撮るとブレブレになっちゃいます💦
料理・物撮りでのF値設定
料理やアクセサリーなどの物撮りは、ポートレートと風景の中間って感じです。
おすすめF値:F4〜F5.6
料理写真でInstagramによくあるような「手前のお料理はくっきり、奥はちょっとボケてる」感じにしたいなら、F4がちょうどいいです♪
私がカフェでパンケーキを撮った時、F2.8だとボケすぎちゃって「何の料理か分からない」写真に😅F4にしたら、パンケーキはくっきり、背景はいい感じにボケて、まさにInstagramっぽい写真が撮れました✨
F4:メイン被写体はくっきり、背景はふんわり
F5.6:全体的にもう少しシャープにしたい時
F値初心者が陥りがちな失敗例と対策
F値を小さくしすぎてピントが合わない
これ、私もめちゃくちゃやりました!「明るいレンズ買ったからF1.4で撮るぞ〜」って意気込んで撮ったら、ピント合わせが超難しい💦
失敗例
- 人の顔を撮ったら、目にピントを合わせたのに鼻がボケてる
- お花を撮ったら、花びらの一部だけピントが合ってる
- ちょっと動いただけでピントが外れちゃう
対策
- 最初はF2.8くらいから始める
- ピント合わせはより慎重に
- 連写機能を活用する
私は今でも「ここぞ」という時以外は、F1.4は使わないことが多いです。F2.8でも十分ボケますからね〜♪
F値を大きくしすぎて手ブレしてしまう
F値を大きくすると光が少なくなって、シャッタースピードが遅くなっちゃうんです。そうすると手ブレしやすくなって...
失敗例
- 風景をF16で撮ったら、手ブレでボヤボヤに
- 室内でF11にしたら、暗すぎて何も写ってない
- 「なんでブレるの?」と原因が分からず混乱
対策
- F8以上に絞る時は三脚を使う
- 手持ちならF5.6まで
- ISO感度を上げて明るさを補う
私も最初、三脚を持ち歩くのが面倒で手持ちでF11とかで撮ってて、ブレブレ写真を量産してました😅今は「F8以上なら三脚」って決めてます!
オートモードに頼りすぎて上達しない
これは私が一番後悔してることなんですが、最初の半年くらいオートモードばかり使ってたんです...
失敗例
- いつまで経ってもF値の感覚が身につかない
- 思った通りの写真が撮れない
- カメラを買った意味がない...
対策
- 絞り優先モード(A・Av)から始める
- 最初は失敗してもいいと割り切る
- 撮った写真の設定をチェックする習慣をつける
「失敗しちゃうから怖い」って気持ち、すごく分かります。でも失敗しないと上達しないんですよね〜。私も最初はピンボケ写真ばかりでしたが、今では(たまに失敗するけど)それなりに撮れるようになりました!
F値の変え方を初心者向けに解説
絞り優先モード(A・Av)での設定方法
絞り優先モードは「F値は自分で決めるけど、シャッタースピードはカメラにお任せ」するモードです。F値を覚えるのに一番おすすめ!
基本の使い方
- モードダイヤルを「A」(ニコンなど)や「Av」(キヤノンなど)に合わせる
- コマンドダイヤルでF値を調整
- シャッターボタンを半押しして、シャッタースピードを確認
- 撮影!
私は今でもほとんど絞り優先モードです。「今日はボケを楽しみたいからF2.8」とか「風景をシャープに撮りたいからF8」とか、自分で決められるのが楽しいんですよね✨
マニュアルモードでのF値調整
マニュアルモードは「F値もシャッタースピードも全部自分で決める」モードです。上級者向けって感じがしますが、実は夜景撮影とかでは便利だったりします。
基本の使い方
- モードダイヤルを「M」に合わせる
- F値を設定(メインのダイヤル)
- シャッタースピードを設定(サブのダイヤル)
- 露出メーターを見ながら調整
最初は「難しそう〜」って思ってましたが、三脚を使った撮影なら意外と使いやすいです。時間をかけて設定を追い込めるので、思った通りの写真が撮れた時の達成感がすごいんです!
カメラメーカー別の操作方法
メーカーによってちょっとずつ操作方法が違うので、主要なメーカーの特徴をご紹介しますね♪
キヤノン:
- 絞り優先モード:「Av」
- メインダイヤルでF値調整
ニコン:
- 絞り優先モード:「A」
- コマンドダイヤルでF値調整
ソニー:
- 絞り優先モード:「A」
- コントロールダイヤルでF値調整
詳しくは取扱説明書を見てもらえればと思いますが、基本的にはダイヤルを回すだけなので、そんなに難しくないですよ〜!
F値初心者が知っておきたいボケ表現のコツ
被写界深度とボケの関係性
被写界深度って、簡単に言うと「ピントが合って見える範囲」のことです。この範囲が狭いと背景がボケて、広いと全体的にシャープになります。
被写界深度が浅い(ボケやすい)条件
- F値が小さい(F1.4〜F2.8)
- 被写体に近づく
- 焦点距離が長い(望遠レンズ)
- 被写体と背景が離れている
私が最初にこれを知った時「あ、F値だけじゃないんだ!」ってびっくりしました。被写体にぐっと近づくだけでも、背景がボケやすくなるんですよね♪
前ボケと後ボケの使い分け
ボケには「前ボケ」と「後ボケ」があります。これを使い分けられるようになると、写真の表現力がぐっと上がりますよ〜✨
後ボケ:
- 被写体の後ろがボケる(一般的なボケ)
- 被写体を際立たせる効果
前ボケ:
- 被写体の手前がボケる
- 幻想的で柔らかい雰囲気になる
私は最初、後ボケしか知らなかったんですが、前ボケを覚えてから撮影の幅が広がりました!お花畑で手前の花を前ボケにして、奥の花にピントを合わせたりすると、とってもロマンチックな写真になります♪
背景ボケを美しく撮るテクニック
せっかくF値を小さくしても、背景がごちゃごちゃしてると「なんか雑な写真」になっちゃいますよね💦
美しい背景ボケのコツ
- 背景はシンプルに(空、壁、緑など)
- 被写体と背景をできるだけ離す
- 光がキラキラしてる場所を背景にする(玉ボケ効果)
- F値は2.8〜4がおすすめ(1.4だとボケすぎることも)

私のお気に入りは、夕方の木漏れ日を背景にした撮影です。F2.8で撮ると、背景の光がキラキラの玉ボケになって、すごく幻想的な写真になるんです✨
F値以外の設定も覚えよう!初心者向け露出の基礎
シャッタースピードとF値の関係
F値を覚えたら、次はシャッタースピードとの関係も知っておきましょう!この2つは切っても切れない関係なんです。
基本の考え方
- F値を小さくする(明るくする)→シャッタースピードを速くできる
- F値を大きくする(暗くする)→シャッタースピードが遅くなる
私が風景写真をF8で撮ろうとした時、シャッタースピードが1/10秒になっちゃって「あ、これは三脚がないとブレる」って気づいたことがあります。F値だけじゃなくて、シャッタースピードも一緒に確認する癖をつけるといいかも〜?!
ISO感度がF値に与える影響
ISO感度は「カメラがどれだけ光に敏感になるか」の設定です。これを上げると、F値を大きくしても明るく撮れるんです!
使い分けのコツ
- 明るい場所:ISO100-400
- 少し暗い場所:ISO800-1600
- かなり暗い場所:ISO3200以上(ノイズが出やすい)
例えば、風景写真をF8で撮りたいけど手持ちで撮りたい時、ISOを800に上げることでシャッタースピードを速くできます。私も最初はISO感度を固定してたんですが、使い分けるようになってから撮影の自由度がぐっと上がりました✨
露出補正でF値を活かす方法
露出補正は「カメラが決めた明るさを、もうちょっと明るく/暗くしたい」時に使う機能です。F値をうまく活用するのに、とっても便利なんです♪
よく使う場面
- 雪景色や白い背景:+0.7〜+1.0(明るく補正)
- 夕日や夜景:-0.7〜-1.0(暗く補正)
- 逆光での人物撮影:+0.3〜+0.7(顔を明るく)

私は「今日はF2.8でふんわりした雰囲気にしたいな」って時に、露出補正を+0.3くらいにして、より柔らかい印象の写真にすることがあります。F値と露出補正を組み合わせると、思い通りの雰囲気が作りやすくなりました〜!
F値初心者におすすめの練習方法
同じ被写体でF値を変えて撮り比べる
これが一番効果的な練習方法です!私も最初にやって「こんなに違うんだ〜」って感動しました✨
おすすめの練習方法
- 花や人形など、分かりやすい被写体を用意
- F1.4, F2.8, F4, F5.6, F8で撮影
- 撮った写真を並べて比較
- ボケ具合の違いを確認
私は公園のお花で練習したんですが、F1.4だと花びら一枚一枚もボケちゃって、F8だと葉っぱの葉脈まで見えるくらいシャープで。「同じ被写体なのにこんなに印象が変わるんだ!」って驚きました♪
カメラの設定画面でF値を確認する習慣
撮影中にF値を確認する癖をつけると、感覚的に覚えられるようになります!
確認のポイント
- 撮影前に液晶画面でF値をチェック
- 「今F4だから、もうちょっとボカしたいならF2.8にしよう」
- シャッターを押す前に一呼吸置いて設定確認
私は最初、ついつい適当に撮っちゃってたんですが、設定を確認する習慣をつけてから上達が早くなりました。「意識する」って大事ですね〜!
撮影データ(Exif情報)を見て学ぶ方法
撮った写真には「どんな設定で撮ったか」の情報が記録されています。これがExif情報です!
確認方法
- カメラの再生画面で詳細表示
- パソコンで写真を右クリック→プロパティ
- スマホアプリでも確認可能

私は「あ、この写真いい感じ!」って思った時に、Exif情報を確認する習慣をつけました。「F2.8で撮ってたのか、だからこんなにボケてるんだな」とか分かって、とっても勉強になりました!!
他のブログやInstagramでも、撮影データを載せてる人がいるので、参考にさせていただいてます✨
まとめ|F値初心者は基本から段階的にマスターしよう
お疲れさまでした!F値について、一緒に勉強してきましたが、いかがでしたか?
私も「F値って難しそう...」って思ってた一人なんですが、実際に使ってみると「意外とシンプルじゃん!」って感じでした。最初はちょっと混乱するかもしれませんが、慣れてくると絶対楽しくなりますよ〜✨
今回覚えておきたいポイント
- F値の数字が小さい=穴が大きい=ボケやすい
- F値の数字が大きい=穴が小さい=全体にピント
- 迷ったらF2.8(ボケ)、F5.6(バランス)、F8(シャープ)
- 絞り優先モード(A・Av)で練習しよう
- 同じ被写体でF値を変えて撮り比べてみよう
私もまだまだ勉強中ですが、F値を意識するようになってから写真がぐっと上達したと思います♪失敗しても「あ、また一つ学べた!」って思えば大丈夫さ!
一緒にカメラライフを楽しんじゃお〜!何か分からないことがあったら、また一緒に考えさせていただきます🌻
素敵な写真がたくさん撮れるように、一緒に頑張ろう✨